執筆者 山本ひつじ2026年2月10日
「働いたら年金が減らされる」なんて制度はいっそ廃止にしたほうがいいとおもう
2026年4月に、在職老齢年金の上限額が引き上げられます。
在職老齢年金とは、ざっくり言ってしまうと給料と厚生年金の合計額が一定額を超える高齢者は老齢年金を減らされる制度です。ある程度の収入がある人には、受益側でなく年金制度を支える側になってもらう、という趣旨によるもの。ちなみに減らされるのは厚生年金だけです。
この年金を減らされる基準となる金額が、今年4月の改正で65万円に引き上げられます(2025年度は51万円)。
引き上げ自体はとても良いことだと思いますが、そもそも「働いて高い給料をもらったら年金を減らす」なんて、個人的には違和感をぬぐえません。私はいわゆる現役世代で、年金受給までまだ20年以上ありますが、それでも、制度自体廃止すればいいのにと思っています。
増え続ける給付支出の抑制、人材不足の補填というのもありますが、何より、現役世代からの「儲けているのに年金までもらっているのはおかしい」という感情に配慮するという側面もあるのでは……と、ついひねくれたことを考えてしまいます。
余談。
リベラルについての新書を呼んでいるのですが、個人が就労することを目的とした福祉を「ワークフェア(workfare)」というそうです。在職老齢年金の基準額引き上げにある「働きたい人がより働けるように」という方針、まさにこれかぁという気持ちで読んでいます。
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