執筆者 山本ひつじ2025年7月24日
失業手当の上限がなくなればいいのに
年金・社会保険 記事
8月1日から雇用保険の基本手当日額(いわゆる失業手当)の上限・下限額が変更になります。どちらも引き上げ。
雇用保険の日額の上限は年齢別に定められているけど、下限額と同じように一律でいいんじゃないかなぁ。というか、上限自体を撤廃してもいい気がする。
ベンチャーだと20代で部長クラスになってけっこうな収入を得る人も珍しくないし、大企業の役職者クラスになると今の上限じゃ5割にもならないと思う(イメージだけど)。
そういう人は失業手当を受ける立場になりにくいかもしれないし、そもそも働いている間の収入が多いから失業してもそれまでの貯蓄や資産でなんとかなる場合も多いだろう。でも保険という仕組みを採用している以上は「保険料をたくさん払ったから、保険事故(この場合は失業)に該当したときに給付もたくさんもらえる」って形にしたほうが自然なはず。
分類がシンプルになれば、審査を含む手続きも簡素になって管理コストも減るだろうし、世代間の嫉妬の原因にもならない。
ぼくがかんがえたさいきょうのこようほけん、みたいな話だ……
やっぱり何かしら理由があってそうなってるんだろうとも思うけど、目に見える支出を抑えようとして管理コストが上がるっていう状況がとても多いように感じる。
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